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特許出願とライセンス

米国ベンチャーとライセンス契約の合意をしたことがあったが、そのときは、ライセンスする特許がまだ出願されていなかった。

研究結果としては、遺伝子は取れていたが、十分characterizeされてなくて、まだ候補遺伝子の段階だった。かなり当たりである確率はあり、仮に当たりでなくても使い道のある遺伝子ではあったが・・・

それでも米国ベンチャーはその遺伝子を欲しがり、ライセンス契約をした。それにより日本企業からは考えられない位のライセンス収入を得た。

このように、まだ特許出願していなくても、それらしい研究成果があれば、それを担保にライセンス契約をすることもできるし、特許出願と同時にライセンス契約を締結することもできる。

この時のライセンス契約は非常にラッキーだったとしか言いようがないほどいい条件だった。相手先ベンチャー企業もどんどん伸びている状態だった。

日本では欲しがる企業が全くない遺伝子でも世界を見れば欲しがる企業もある。特に遺伝子組換え植物に関する特許は日本企業は撤退したところが多いが、海外の企業はどんどん進めているので、遺伝子組換え植物の特許は海外に売り込むのがよいと思う。

 

 

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ライター紹介 ライター一覧

大平 和幸

弁理士、農学博士、特定侵害訴訟付記弁理士。東京大学大学院(修士課程)修了。修了後、大手洋酒食品メーカーでバイオテクノロジーの研究開発に約18年従事。その後特許情報部(知的財産部)、奈良先端科学技術大学院大学特任教授。特許流通アドバイザー。大平国際特許事務所所長。弁理士会バイオライフサイエンス委員会副委員長。iPS細胞特許コンサルタント。食品、医薬品、化粧品、バイオ等の化学分野が得意。機械、装置、ソフトウエア等の出願実績あり。

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