iPS細胞特許欧州異議申立
iPS細胞特許が日米欧で成立し、欧州が最も権利範囲が広かったですが、その欧州で、iPS細胞の核初期化因子特許について異議申立がなされています。
異議申立人の代理人は、Olswang LLPで、5/3に提出しています。応答は4カ月以内ですから、9/3までには京大側が何等かの応答をする必要があります。
Olswang LLPは口頭審理を求めているようなので、そうなる可能性があります。
ただ、米国の拒絶理由となったメインの文献は使われていないようなので、米国と同じレベルではなく、また違った趣旨で異議申立をしているようです。
まだ完全には異議の部分を読んでないので、もうちょっと読んでからまた書きます。書類が膨大なので異議理由の部分を見つけるのに苦労しました。