1. TOP
  2. バイオ・テクノロジーが得意な弁理士
  3. iPS細胞特許欧州異議申立

iPS細胞特許欧州異議申立

iPS細胞特許が日米欧で成立し、欧州が最も権利範囲が広かったですが、その欧州で、iPS細胞の核初期化因子特許について異議申立がなされています。

異議申立人の代理人は、Olswang LLPで、5/3に提出しています。応答は4カ月以内ですから、9/3までには京大側が何等かの応答をする必要があります。

Olswang LLPは口頭審理を求めているようなので、そうなる可能性があります。

ただ、米国の拒絶理由となったメインの文献は使われていないようなので、米国と同じレベルではなく、また違った趣旨で異議申立をしているようです。

まだ完全には異議の部分を読んでないので、もうちょっと読んでからまた書きます。書類が膨大なので異議理由の部分を見つけるのに苦労しました。

 

 

\ SNSでシェアしよう! /

特許出願依頼(特許申請の依頼)の注目記事を受け取ろう

NO IMAGE

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

特許出願依頼(特許申請の依頼)の人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

ライター紹介 ライター一覧

大平 和幸

弁理士、農学博士、特定侵害訴訟付記弁理士。東京大学大学院(修士課程)修了。修了後、大手洋酒食品メーカーでバイオテクノロジーの研究開発に約18年従事。その後特許情報部(知的財産部)、奈良先端科学技術大学院大学特任教授。特許流通アドバイザー。大平国際特許事務所所長。弁理士会バイオライフサイエンス委員会副委員長。iPS細胞特許コンサルタント。食品、医薬品、化粧品、バイオ等の化学分野が得意。機械、装置、ソフトウエア等の出願実績あり。

この人が書いた記事  記事一覧

  • 認定講師養成講座受講生の認定講師名称(登録商標)の無断使用は侵害に該当

  • 特許戦略で特許出願件数を増やす方法

  • 特許収入だけで生活できる人

  • 使用許諾(ライセンス)交渉、契約書作成の得意な特許事務所

関連記事

  • 興和株式会社と日産化学工業株式会社は共同でピタバスタチンカルシウムについての特許権侵害を警告

  • サムスンがアップルの特許権を侵害 東京地裁判決

  • 現代型うつ(新型うつ)

  • サムソン電子が弁理士、弁護士を多数採用

  • 職務発明規定と発明者

  • 大学院での知財講義