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発明・アイデア発想法

特許を出願するためには、発明が完成していなければなりません。例外的に、企画の段階で予測して発明が確認できる前に出願する場合はありえますが。

発明完成の前に、発明アイデアがあることが必要になります。

では、発明アイデアはどうすれば出てくるのでしょうか?

本格的な研究の場合は、何年も考えに考えて、ふっと力を抜いたとき、あるいは、夢に答が出てくる場合があります。つまり、発明アイデアの答は、夢に出てくるケースもある、ということです。

これは、おそらく潜在意識、超意識からアイデアが降ってくるケースと思われます。

何の脈絡もなく、天からアイデアが降ってきた経験をした人も研究者の中にはいると思います。

そうした神がかり的な、飛躍的な発明は素晴らしいのですが、そこまで行かなくても、左脳的に論理的に課題を解決する発明もあります。

そうした発明については、ある程度機械的に生み出すことができます。

例えば、大きくする、小さくする、入れ子にする、などある特定のパターンに当てはめて問題を解決する方法です。

この方法には、例えば、オズボーンのチェックリストという、9つの質問に答えることでアイデアを出す方法があります。

これは、

1.他に使い道はないか?
2.他からアイデアが借りられないか?
3.変えてみたらどうか?
4.大きくしてみたらどうか?
5.小さくしてみたらどうか?
6.他のもので代用できないか?
7.入れ替えてみたらどうか?
8.逆にしてみたらどうか?
9.組み合わせてみたらどうか?

というように9つの質問をするアイデア発想法です。

他にもTIZ、USITという手法もあります。TRIZは40の発明原理と解決パターンを使って技術的課題の矛盾を解決するものです。

他に、価値工学というやり方があり、この方法によっても素晴らしい発明が出ることがあります。

発明アイデア発想法は、スタンフォード大学のティナ・シーリグ博士もいろいろ試していました。確かに彼女の手法でやれば、発明は出ると思います。

しかしながら、ちょうど彼女が注目を浴びてからしばらくして、スタンフォード大学の特許ライセンス収入は大きく落ち込んでしまいました。

これには、Googleの検索特許の終了も原因の一つと思いますが、もう一つは、発明・アイデアをパターンにはめてやる方法の限界ではないかと思います。

TRIZでも、本当に画期的な発明はできず、画期的な発明の少し手前のレベルの発明しかできない、と言われています。

世界を大きく変えるような、画期的な発明、ノーベル賞クラスの発明は、パターン思考からは生まれない、ということではないかと思います。

そこで、私としては、そうした画期的な発明が生まれる発明アイデア発想講座を作ろうと計画しています。時期がきたら公開すると思います。お楽しみに

 

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ライター紹介 ライター一覧

大平 和幸

弁理士、農学博士、特定侵害訴訟付記弁理士。東京大学大学院(修士課程)修了。修了後、大手洋酒食品メーカーでバイオテクノロジーの研究開発に約18年従事。その後特許情報部(知的財産部)、奈良先端科学技術大学院大学特任教授。特許流通アドバイザー。大平国際特許事務所所長。弁理士会バイオライフサイエンス委員会副委員長。iPS細胞特許コンサルタント。食品、医薬品、化粧品、バイオ等の化学分野が得意。機械、装置、ソフトウエア等の出願実績あり。

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