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シリコンバレーから有力ベンチャー企業のテスラ、オラクルらがテキサス州へ脱出

ベンチャー企業のメッカ、シリコンバレーから、有力企業がテキサスに移転しているそうです。

シリコンバレーには、ベンチャーキャピタル(ファンド)も集まっており、スタートアップが成功しやすい環境が整っています。スタンフォード大学もあり、起業のアイデアもどんどん出てきます。Facebookも創業後しばらくしてボストンからシリコンバレーに移転しました。

ハーバード大学で創業しても、本格的にベンチャー企業を拡大するにはシリコンバレーの方が向いているようです。今は東海岸でもベンチャー創業しやすい環境ができつつあるそうですが。

しかしながら、シリコンバレーには有力ベンチャーが集積し、住宅費も高くなり、人材を採用するのも大変で、限界に近づいていると言われています。

シリコンバレーはスタンフォード大学のあるパロアルトやGoogleのあるマウンテンビュー、からサンフランシスコやサニーベールあたりまでをさす地域ですが、最近は、住宅費が高騰し、人材も採用が困難になってきているようです。

シリコンバレーでは、1月の家賃が平均で3266ドル(約36万5千円)にもなり、全米平均の2倍になっています。

グーグルやアップルなどで高給をもらっていればそのくらいの家賃も払えるかも知れませんが、テスラやオラクルの工場の工員だとそこまで給与が高くないでしょうから、家賃を払うのも苦しいようです。年収400万円の日本人だと給与の額面よりも平均家賃の方が高くなってしまうかも知れませんね。かといって遠くから通勤するのも大変です。

そうしたこともあって、シリコンバレーの有力企業がテキサスに移転しているそうです。

テキサスは人口も全米でカリフォルニアに次いで2位で、約2900万人いて増加中で、消費市場も拡大中だそうです。しかし、家賃は他の州に比べて安く、企業は人材を確保しやすいです。

テスラ以外にもオラクルが2020年末にオースティンに本社を移転しました。日本企業も、トヨタ自動車がカリフォルニアからダラス近郊に、三菱重工がニューヨークからヒューストンに移転し、日本製鉄も今年11月にヒューストンに移転するそうです。

テキサス州は個人に対する税負担も少なく、18年度は1人あたり4500ドルでニューヨークの9800ドルの約半分、カリフォルニア州の6800ドルの約3分の2です。

テキサスは石油も出ますし、アメリカから独立も可能な州ですから、中国共産党が浸透している州よりも保守的という面もあると思います。

これからは、シリコンバレーよりも、テキサスがベンチャーのメッカになるかも知れませんね。そうなると、特許弁護士もシリコンバレーからテキサスに移住する人も出てくるかも知れません。

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ライター紹介 ライター一覧

大平 和幸

弁理士、農学博士、特定侵害訴訟付記弁理士。東京大学大学院(修士課程)修了。修了後、大手洋酒食品メーカーでバイオテクノロジーの研究開発に約18年従事。その後特許情報部(知的財産部)、奈良先端科学技術大学院大学特任教授。特許流通アドバイザー。大平国際特許事務所所長。弁理士会バイオライフサイエンス委員会副委員長。iPS細胞特許コンサルタント。食品、医薬品、化粧品、バイオ等の化学分野が得意。機械、装置、ソフトウエア等の出願実績あり。

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