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大平国際特許事務所の仕事に専念し、大阪の事務所との提携を終了します

現在、大阪の友人の特許事務所も手伝っているのですが、その関係を近いうちに解消します。おそらく年内一杯、最長でも年度内には解消する予定です。

それにより、私、大平和幸のいる事務所は大平国際特許事務所のみとなります。2つの事務所に所属しているとコンフリクトにも気を遣いますし、両方が忙しくなると仕事に遅れが生じる場合もあり得ます。

特にこのところ、大平国際特許事務所の方で非常に短期間(3日、7日)での特許出願があったり、難しい内容の異議申立書の作成、提出があったり、外国から300ページの引例のあるオフィスアクションがあったりしたので、仕事がやや遅れ気味でした。

そこで大阪の事務所との提携を解消することで、大平国際特許事務所のお客様の仕事に専念し、よりスピーディーに処理できるようにすることにしました。

とはいえ、現在関西のお客様もかなりおられることもあり、現在の大阪の住所(大阪市北区西天満3-8-4)でも大平国際特許事務所大阪支部として業務を行います。しばらくは神奈川と大阪を随時往復しながら仕事をすることになりますが、仕事は新幹線の中や飛行機の中でもできますから、移動によるロスはあまり問題になりません。神奈川と大阪、移動中で同じ出願環境を整えているので、どこからでも出願手続が可能です。

大阪の某事務所は所長が友人だった関係で約4年前に提携関係になったのですが、そこは売上げがどんどん減少し、逆に私の大平国際特許事務所はどんどん売上げが増え続け、そろそろ潮時かな、と思った次第です。また、大平国際特許事務所で所員を増員することも検討中です。

私が大平国際特許事務所の業務に専念することで、従来、提携先の事務所の所員が処理することで特許にならなかったものも、私が直接処理すれば特許になる可能性もあります。

私のあるクライアント様の特許査定率はほぼ100%です。もちろん、全てのクライアント様で100%ではなく、拒絶査定になったり、ズバリの引例があって拒絶理由に応答しないケースもありますので、常に100%権利化できるわけではありませんが、医薬系の分野ではほとんど特許にできていると思います。

また、ギリギリのところで権利化するので、異議申立を受けたりもします。その場合には、異議申立の審理において反論し、もしそこで認められずに、取消決定が出た場合は、取消決定の取消訴訟(審決取消訴訟と同じようなもの)で争います。

私はこれらを全て経験しているので、難しい出願を特許にしたり、逆に相手の特許を潰したりも得意です。

なぜ、得意かと言えば、私は特許実務だけでなく、科学者としての経歴も長いからです。バイオテクノロジーの研究者として約20年間の研究歴があり、つくばの農業生物資源研究所や東京大学の研究室に派遣されてバリバリのNature等に論文を出す研究室でも研究し、ものすごいディスカッションも目の当たりにしてきました。サイエンスの本質的な議論をずっとやってきていますから、特許実務だけの表層的な議論に負けるわけがないのです。

そういう火の出るような、一方が半泣きになったり本当に泣いてしまうような激しいコテンパンにやっつける議論から見れば、特許庁での面接の説明はむしろ穏やかで、比較的こちらの意見を聞いてもらいやすい印象すらあります。

それに加えて弁理士歴約15年以上の特許実務経験もあるので、法的な論理力も付き、どんなに難しい拒絶理由が来ても対応できます(ズバリの発明者自身の論文があったりするとさすがに無理ですが)。

いずれにしても、大平国際特許事務所は今後、クライアント様のさらなる成功のためにこれまで以上にスピードアップする予定です。必要に応じて戦略マーケティングのコンサルティング等も随時提供していく所存です。それにより、例えば、ベンチャー企業様が売上げが増え、株式公開(IPO)につながったり、企業様の売上げアップにつながれば、と思っております。

高度でスピーディーな実務をご希望の方はお気軽にご相談下さい。今なら少しだけ余裕があります(いつ超多忙になるかわからないのでできるだけ期限ギリギリではなく、お早めにご相談下さい)。

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大平 和幸

弁理士、農学博士、特定侵害訴訟付記弁理士。東京大学大学院(修士課程)修了。修了後、大手洋酒食品メーカーでバイオテクノロジーの研究開発に約18年従事。その後特許情報部(知的財産部)、奈良先端科学技術大学院大学特任教授。特許流通アドバイザー。大平国際特許事務所所長。弁理士会バイオライフサイエンス委員会副委員長。iPS細胞特許コンサルタント。食品、医薬品、化粧品、バイオ等の化学分野が得意。機械、装置、ソフトウエア等の出願実績あり。

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