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特許出願件数で中国が米国を抜いて1位

 2012/06/28 国際特許出願 PCT出願 特許出願 商標出願 意匠登録出願 実用新案登録出願
この記事は約 2 分で読めます。 753 Views

特許出願件数は、長い間日本がトップでしたが、最近は日本の特許出願数が落ち込み、米国、韓国、中国は増加しています。

特に中国の増加はすさまじく、昨年は52万件の特許出願がされ、世界一となりました。

2015年には80万件程度を目指すようです。

かつては、日本が米国の基本特許の利用特許を大量に出願し、本家の基本特許だけではビジネスができない状況を作り出していましたが、今後は中国が数でそのような状況を作り出さないか、心配です。

基本技術の特許を持っていても、その特許の範囲にかぶせて、その発明の利用発明の特許を第三者に取得されたら、基本特許の権利者であっても、その利用発明については実施許諾を受けるか、譲渡を受けない限り実施できません。

そういう意味で、特許出願件数は力とも言えます。

中国が日本の特許出願件数の2倍もの数を出願するとすれば、相当な脅威になると思われます。

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ライター紹介 ライター一覧

大平 和幸

弁理士、農学博士、特定侵害訴訟付記弁理士。東京大学大学院(修士課程)修了。修了後、大手洋酒食品メーカーでバイオテクノロジーの研究開発に約18年従事。その後特許情報部(知的財産部)、奈良先端科学技術大学院大学特任教授。特許流通アドバイザー。大平国際特許事務所所長。弁理士会バイオライフサイエンス委員会副委員長。iPS細胞特許コンサルタント。食品、医薬品、化粧品、バイオ等の化学分野が得意。機械、装置、ソフトウエア等の出願実績あり。

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