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欧州特許出願と出願維持年金(renewal fee)

米国特許庁 欧州特許庁 USPTO EPO CAFC
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欧州への特許出願は欧州特許庁(European Patent Office, EPO)に対して出願することもできますし、各国に個別に直接出願することもできます。

製薬企業等は、イギリス等には個別にパリ条約で出願したりする場合もあるようです。

また、フランスは無審査なので、確実に特許にしたい場合はフランスに直接出せば無審査で登録されます。

欧州特許庁に審査してもらいたい場合は、冒頭にも書いたように、欧州特許庁EPOに特許出願します。通常は、PCT出願からの移行が多いと思われます。

欧州特許庁に出願する場合の一つの問題は、出願維持年金というのがあり、結構高額、ということです。3年目から毎年renewal feeがかかります。

3年目  465(ユーロ)
4年目  585
5年目  810
6年目  1040
7年目  1155
8年目  1265
9年目  1380
10年目  1560

為替が1ユーロ140円とすると、6万円~20万円位かかることになります。これが何もしないのにかかるので、ちょっと変な気もしますが、EPOも財政的に苦しいのかも知れません。あるいはヨーロッパの貴族的なところがあるのか・・・?

いずれにしてもクライアントも5年目くらいになると、10万円近い出願維持年金を取られると、何でやねん、と怒り出す人もいたりします。ですので、早めに早期審査を願い出るか、PPHをかけるのがよいと思います。

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ライター紹介 ライター一覧

大平 和幸

弁理士、農学博士、特定侵害訴訟付記弁理士。東京大学大学院(修士課程)修了。修了後、大手洋酒食品メーカーでバイオテクノロジーの研究開発に約18年従事。その後特許情報部(知的財産部)、奈良先端科学技術大学院大学特任教授。特許流通アドバイザー。大平国際特許事務所所長。弁理士会バイオライフサイエンス委員会副委員長。iPS細胞特許コンサルタント。食品、医薬品、化粧品、バイオ等の化学分野が得意。機械、装置、ソフトウエア等の出願実績あり。

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