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東大卒業式で浜田純一総長も論文ねつ造に警鐘

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小保方晴子さんの論文ねつ造事件はとどまるところを知らない深みにと進んでいるが、東京大学でも論文ねつ造は、逃げることだ、と暗に理研の小保方晴子ユニットリーダーをの事件を批判した。

東大卒の研究者はねつ造する可能性はかなり低いと思われる。

なぜなら、東大を卒業していたら、地方の大学の教授や、国の研究機関の室長や部長に成れるのでねつ造する必要がないからだ。

しかし、あまりいい学歴でない研究者がのし上がろうとすれば、どうしても無理が出てしまうのではなかろうか?

研究で当たる確率はそんなに高くなく、むしろほとんどが外れというのが現実だ。

特許出願の場合は、ウソのデータで特許出願することもあるが、審査のある論文にウソの論文を書くことは許されない、というのが一般的な見方ではなかろうか?

さらに言えば、大学教授等は特許出願であってもウソのデータで出願すると批判されることもある。

そういう意味では、企業の研究者はともかく、大学や国公立の研究者は特許出願であってもウソだとわかっているデータを使って特許出願するのは止めた方がよいと思う

実際、ハワイ大学のある教授はウソのデータで特許出願し、特許を取得し、ベンチャー企業も作ったが、実はできておらず、結局大学を追われたと言われている。

会社でもウソのデータで特許出願を増やすと評価は下がるのではなかろうか?

そういう意味で、研究者はウソのデータで論文投稿や特許出願をするのは止めておいた方が無難な気がする。

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大平 和幸

弁理士、農学博士、特定侵害訴訟付記弁理士。東京大学大学院(修士課程)修了。修了後、大手洋酒食品メーカーでバイオテクノロジーの研究開発に約18年従事。その後特許情報部(知的財産部)、奈良先端科学技術大学院大学特任教授。特許流通アドバイザー。大平国際特許事務所所長。弁理士会バイオライフサイエンス委員会副委員長。iPS細胞特許コンサルタント。食品、医薬品、化粧品、バイオ等の化学分野が得意。機械、装置、ソフトウエア等の出願実績あり。

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