民事再生手続きの廃止
特許出願の依頼を受けたクライアントが、民事再生手続きに入っていたのですが、再生手続が廃止されました。
保全管財人がついて、財産を管理するようです。
クライアントがこのような状況に陥ったのは初めてのことで非常に驚いています。私自身の損害額は国内出願のみなので、大した額ではないので何とか耐えられる程度ですが、やはり、クライアントが倒産するのは悲しいものがあります。
しかも、今回は、他社の借金を肩代わりしたことがきっかけで倒産するので、できれば再生して欲しかったところです。
今後は保全管理人が付き、財産を処分して債権者に分配することになるようです。場合によっては知財価値評価が必要になるかも知れません。