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特許申請のためのアイデアの出し方

 2013/09/05 コンサルティング コーチング 経営診断 発明・発見・アイデア発想法 TRIZ USIT
この記事は約 3 分で読めます。 3,376 Views

特許出願するためのアイデア出しについては、一般の発明家の方と、企業や大学の研究者とでは、アイデアの出し方が異なるように思います。

企業や大学では、先行文献(専門誌の論文、特許公報等)を研究者が調査し、アイデアを考えます。場合により、技術ロードマップを書いてそこからアイデアを出す場合もあります。そして、通常は実験をしてデータを取り、その中から新しい発見について特許出願をするので、かなり高度な発明が出ます。

一般の発明家の方の発明は、あまり徹底的な調査をせず、アイデアとしてもジャストアイデアがかなり多いように感じています。もちろん、中には非常に素晴らしいものがあり、数億円以上でライセンスできる場合もかなりありますが、そうでない発明も多いのが実情です。

いずれにしても、まずは先行技術を調査し、どのような発明がなされ、どういう問題点があるか、を十分に把握する必要があります。問題点に関してはジャストアイデアで、実際に問題になっていることでもよいのですが、そこですぐに開発を開始すると、他者が既に発明して特許出願済みのものと同じ発明をするおそれがあります。それを避けるためにも調査は必須です。

調査をして、その問題を誰も解決していないことが分かれば、アイデアを考える段階になります。

この段階ではできるだけたくさんのアイデアを出します。そしてそのアイデアを試作して実際にアイデア通りの効果が得られるかどうか確認します。ここで、予想通りの効果が出ればいいですが、何等かの理由で効果が出ない場合は、なぜ予想通りの効果が得られないか調査し、改良できる場合は改良します。

この改良の過程が必要であれば、その発明は当業者が容易には考え付かない、つまり、進歩性のある発明と主張しやすくなります。さらに、その過程で新しい発明が生まれて特許出願につながる場合もあります。

一番簡単なアイデアの出し方は既存の技術の組合せです。複数の技術を組み合わせれば新しいものはできます。大企業でも特許発明の8割位は既存の技術の組み合わせ、という説もあります。

もっとも、組み合わせ自体が容易な場合は、その構成は専門家なら容易に思い付く、という進歩性違反の拒絶理由通知がきます。一般に、公知の物の組み合わせは容易に考え付く、という進歩性違反の拒絶理由がきます。

その場合には、その構成自体容易に思い付かない、という理由を反論するか、または、予想外の効果、あるいは、質は予想の範囲内でも程度が際立って優れている、などと反論します。この反論が認められれば、特許になり、認められなければ拒絶査定になり得ます。

私が思うには、毎日、新聞や、科学雑誌、テレビ(TV)などの新製品発表を見て情報を取り入れ、それらを組み合わせてアイデアを考えていればいずれ素晴らしい発明ができて特許出願できるようになると思います。アイデア発想力は、訓練で伸ばせますから。

ただ、ご自身では難しい、と感じる方もおられるかも知れません。そのような場合は、専門家のコンサルティングやコーチングを受けるのも有効です。

大平国際特許事務所では、あなたの中に眠るアイデアを引き出す発明コーチング&コンサルティングというものもやっておりますので、ぜひ一度お試しください。一度発明のコツがわかれば、どんどん発明できるようになります。お問い合わせは以下からお気軽にどうぞ。

コーチング、特許申請、商標出願などのお問い合わせはこちらからどうぞ

 

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大平 和幸

弁理士、農学博士、特定侵害訴訟付記弁理士。東京大学大学院(修士課程)修了。修了後、大手洋酒食品メーカーでバイオテクノロジーの研究開発に約18年従事。その後特許情報部(知的財産部)、奈良先端科学技術大学院大学特任教授。特許流通アドバイザー。大平国際特許事務所所長。弁理士会バイオライフサイエンス委員会副委員長。iPS細胞特許コンサルタント。食品、医薬品、化粧品、バイオ等の化学分野が得意。機械、装置、ソフトウエア等の出願実績あり。

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