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格安、激安特許申請について

激安(格安)特許出願についてはかなり以前に記事を書いていたのですが、コロナの影響などで特許予算や研究開発費費が減っている会社もあるようですので、再度告知します。原則的には、当所の明細書のレベルを試したい、という初めてのご依頼の方が対象ですが、余裕があれば、その他のお客様からのご相談にも応じます。

激安特許申請の費用は当所手数料9万円(消費税込では99,000円)+特許庁出願印紙代14,000円で合計113,000円(消費税込)となります。

この激安プランの場合、実施例と図面をお客様に書いていただきます。

実施例、図面の書き方は詳しくお教えします。実施例は簡単に言えば、実際にやった試験や実験結果の方法と結果(データ、効果等)を文章にまとめたものです。大学の卒業論文や修士論文の実験と方法(materials and methods)、製品の仕様書、使用説明書みたいなもので、その発明品を作れ、使用できるように書けばよいです。図面は手書きでも問題ありません。

図面はパワーポイントやイラストレータで作成するか、手書きの場合は、黒色インクで鮮明に書いて下さい。白黒図面しか日本特許庁では特許出願できません。カラーの図面はグレースケールに変換して出願しますのでグレースケールに変換しても意味がわかるようにして下さい。例えば、グラフで色分けで表示している場合は、線を実線、破線、一点鎖線などで書いて白黒でもわかるようにするか、点の形を丸、三角、四角、バツなどにして白黒でもどの点が何を表すかわかるように書いて下さい。。

それ以外の背景技術、特許請求の範囲、解決課題、解決手段等は当所で作成します。が、背景技術(緒言、イントロダクションともいう)については、発明者の方が良くご存知の場合も多いので、書いていただけると助かります。それにより、当所の発明の理解もより正確にできる場合があります。そうでない場合は、当所で短いイントロダクションを作成します。

激安特許申請プランは、実施例と図面をお客様に記載いただくことでコストを削減するプランです。基本的には資力の乏しい個人や数人規模の小企業の方に適しています。売上額として、1000万円~1億円以下程度を想定しています。明細書の長さも基本、10ページ以下程度を想定しており、それを超える場合は、追加料金をいただく場合もございます(最初の発明相談のときに追加料金が発生しそうでしたら、その旨お伝えいたします)。

ですから、例えば、医薬品のように1つの製品で年間売上数百億円~数千億円以上となるような、極めて売上げ、利益の多い出願には不向きです。そのような巨額の売上、利益が見込める出願の場合は、プレミアム特許出願の方をお勧めいたします。こちらは、ページ数も数百ページ以上であっても対応可能です。

また、ネットから来られて初めて当所に依頼される場合は、中企業、大企業様でも初回お試し価格的な意味でこの値段での出願を1回のみ可能です。リピートで発注される場合は、標準料金とさせていただきます。

しかし、個人などの方で、実施例や図面を書くのが難しいお客様もおられます。その場合は、プラス3万円で実施例、図面を作成します。つまり、合計で12万円(消費税込13万2000円)の手数料で特許出願が可能です。この場合も、特許庁印紙代14,000円がかかりますから、合計では14万6,000円となります。新規のご依頼の場合は料金を前金でいただくことにしておりますので、予めご了承下さい。

この激安特許申請の場合は、全て電話、スカイプ、Zoom、メールのやり取りなど、インターネット上で完結させることが条件です(FAXのやり取り含む)。直接お会いして面談したりコンサルティングは基本的に含まれません。

メールのやり取りだけでも、国内で特許や実用新案権、意匠権、商標権の取得、外国への出願、特許登録も支障無く行えておりますので、ご安心下さい。実際、外国出願は、出願から登録まで全て外国代理人とのメールのみで完結することがほとんどです。当所のお客様は、鹿児島県、宮崎県など遠方のお客様がかなり多くいらっしゃいますが、直接お会いしたことがなくても、メールのやり取りのみで特許登録(商標登録も)されています。

また、激安出願の場合、明細書の書き直しは2回までとさせていただき、それ以上改訂が必要な場合は1回の改訂あたり3万円(消費税込33,000円)を申し受けます。従いまして、十分お考えのうえ、完成した発明についてご相談下さい。途中で何度も発明の方向性が変わる場合や、どんどん発明が追加されるようなはその都度追加料金をいただく場合もございますのでご了承下さい。

明細書を全部自分で書くので、明細書を添削して欲しい、または、他の事務所で明細書を作成したが、セカンドオピニオンが欲しい、という場合、1回あたり、33,000円でチェックいたします。こうすることで、自分だけで明細書を完成させるよりもずっといい明細書ができるはずです。

特許になるかどうかが不安な方も多いと思います。特許になるかどうかが不安な場合は、先行技術調査も請け負っております。簡易調査は3万円(消費税込33,000円)、標準調査は10万円(消費税込110,000円)、技術動向調査は50万円(消費税込550,000円)~となっております。

また、激安プランで出願後の手続きをご自身で行いたい、というご依頼は、想定しておりませんので、激安プランで出願後、以後の手続を当所に依頼せず、ご自身でその後の手続をされたい場合や他の事務所に移管される場合は移管手数料(110,000円)を申し受けます。これはビジネスモデル上、激安プランの出願のみでは経営が成り立たないためです。何卒ご了承下さい。もちろん、当所がその後の手続きをする場合は移管手数料はかかりませんのでご安心下さい。また、当所にお任せいただければ極めて高度な中間処理ができますので、特許になる可能性も高く、お得です。

格安、激安で高品質な特許出願をしたい場合は当所にお気軽にご相談下さい。
TEL & FAX: 044-798-3393  e-mail: ohira@@ohira-patent.com (@マークを1つ消して送信して下さい)

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大平 和幸

弁理士、農学博士、特定侵害訴訟付記弁理士。東京大学大学院(修士課程)修了。修了後、大手洋酒食品メーカーでバイオテクノロジーの研究開発に約18年従事。その後特許情報部(知的財産部)、奈良先端科学技術大学院大学特任教授。特許流通アドバイザー。大平国際特許事務所所長。弁理士会バイオライフサイエンス委員会副委員長。iPS細胞特許コンサルタント。食品、医薬品、化粧品、バイオ等の化学分野が得意。機械、装置、ソフトウエア等の出願実績あり。

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