F-タームと特許出願の審査
IPC(国際特許分類)について前の記事で書きました。
これはかなり便利で、これをうまく使うとかなり網羅的に検索でヒットさせることができます。
しかし、1つ問題があります。国際特許分類は世界共通なので、日本にしか無いものにはIPCが無いものもあります。
例えば、焼酎です。スピリッツ、ウォッカ等はあるのですが、焼酎という国際特許分類はありません。
そういう場合に役に立つのがF-タームというものです。これは審査官が審査する際に使用しているもので、日本特有な物にも対応しています。ですから、焼酎でも細かく分類されています。
この辺りは実際にやってみないとわかりにくいので後日詳しく解説しようと思います。