TRIZ、VEと特許申請
企業の研究開発部員によると、TRIZやVE(バリューエンジニアリング)の研修は必ずしも好評ではないようだ。
そんなの元々やってるよ、という感じで、全くTRIZやVEを知らない社員は別として、ある程度勉強している社員はあまり熱心ではないらしい。
また、弁理士も特許出願をする際にTRIZを使って全ての検討をやっていたら1日以上余分に時間がかかるのでそれだけ費用を上乗せしないとやってられないが、必ずしもそれに理解がある企業ばかりでもないようだ。
しかし、サムソン電子は、解決できない問題に対してロシアからTRIZの専門家を招いて解決のアドバイスをもらうなど非常に効率的に活用しているらしい。
日本では効果的にTRIZを活用している企業も少しはあるようだが、もっと増えてきてもよいのではないかと思われる。それに対して弁理士も何か協力できれば、と考えている。
ブレークスルーの発明がもっと増えて、特許出願も増えて行って欲しいものだ。