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TRIZ、VEと特許申請

企業の研究開発部員によると、TRIZやVE(バリューエンジニアリング)の研修は必ずしも好評ではないようだ。

そんなの元々やってるよ、という感じで、全くTRIZやVEを知らない社員は別として、ある程度勉強している社員はあまり熱心ではないらしい。

また、弁理士も特許出願をする際にTRIZを使って全ての検討をやっていたら1日以上余分に時間がかかるのでそれだけ費用を上乗せしないとやってられないが、必ずしもそれに理解がある企業ばかりでもないようだ。

しかし、サムソン電子は、解決できない問題に対してロシアからTRIZの専門家を招いて解決のアドバイスをもらうなど非常に効率的に活用しているらしい。

日本では効果的にTRIZを活用している企業も少しはあるようだが、もっと増えてきてもよいのではないかと思われる。それに対して弁理士も何か協力できれば、と考えている。

ブレークスルーの発明がもっと増えて、特許出願も増えて行って欲しいものだ。

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ライター紹介 ライター一覧

大平 和幸

弁理士、農学博士、特定侵害訴訟付記弁理士。東京大学大学院(修士課程)修了。修了後、大手洋酒食品メーカーでバイオテクノロジーの研究開発に約18年従事。その後特許情報部(知的財産部)、奈良先端科学技術大学院大学特任教授。特許流通アドバイザー。大平国際特許事務所所長。弁理士会バイオライフサイエンス委員会副委員長。iPS細胞特許コンサルタント。食品、医薬品、化粧品、バイオ等の化学分野が得意。機械、装置、ソフトウエア等の出願実績あり。

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