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日本知財学会第10回年次学術研究発表会

バイオ・テクノロジーが得意な弁理士 先端医療特許出願
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昨日は大阪工業大学で知財学会があり、私も発表しました。演題は、「パイオニア発明における日米欧での審査・権利範囲の共通点と相違点」で、内容としてはiPS細胞特許出願の権利化の現状と日米欧の審査の違いについて説明しました。

冒頭、私が奈良先端科学技術大学院大学の特任教授として赴任した際、最初に契約の相談に来たのが今年ノーベル賞を受賞した山中伸弥京都大学教授で、この先生は契約書を読むんだ、と驚きました、という話をして笑いを取ろうとしたのですが、誰も笑ってくれませんでした。

まだまだ山中教授のギャグのレベルには遠いですね。

また、内容については、記者発表(記者会見)の内容をベースに作ったので、ある弁理士からもっとディープな話を聞きたかったと言われました。

確かにそういう話もできなくはないのですが、今回は1年間の研究のまとめだったのでどうしても総花的な表面的な話にならざるを得ませんでした。

しかし、もっと専門的な話を聞きたい、という需要もあるでしょうから、いずれセミナーをするなり、何らかのやり方で公表したいと思っています。

山中教授のiPS細胞特許出願については、いろいろと学ぶべき点がありますから。

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大平 和幸

弁理士、農学博士、特定侵害訴訟付記弁理士。東京大学大学院(修士課程)修了。修了後、大手洋酒食品メーカーでバイオテクノロジーの研究開発に約18年従事。その後特許情報部(知的財産部)、奈良先端科学技術大学院大学特任教授。特許流通アドバイザー。大平国際特許事務所所長。弁理士会バイオライフサイエンス委員会副委員長。iPS細胞特許コンサルタント。食品、医薬品、化粧品、バイオ等の化学分野が得意。機械、装置、ソフトウエア等の出願実績あり。

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