ベンチャー企業の成功要因

ベンチャー企業はアメリカでは非常にうまく行っている会社も多いが、日本ではなぜあまりうまく行かないのだろうか?

1つには、アメリカでは世界中から優秀な人材が集まっていて、いい人材が集めやすいから、という話を聞いたことがある。

日本はあまり世界中から天才達が集まってくる、とは言えないだろう。

東京大学が秋入学にするのも優秀な人材を集めたいから、というのが理由だったと思う。

しかし、私は人材だけではなく、他にも原因があると思う。

日本の特許制度が権利範囲が狭い点がベンチャーに不利になっているのではなかろうか?

権利範囲が欧米に比べて狭いように感じている。サポート要件も非常に厳しい。欧州ではパイオニア発明に対してはより広い権利を与える、という審査基準があるが、日本ではどんなにすごい発明、ノーベル賞級の発明であっても、普通の特許出願とほぼ同じ審査実務のような気がする。

欧州では、これがパイオニア発明は特別な扱いとなっている。

今の特許制度は、昔のように欧米をマネして低賃金、高品質で製品を製造するという時代にはマッチしていたと思うが、今の製造国から脱却しなければならない時代には合っていないのではなかろうか?

つまり、日本もパイオニア発明をどんどん出して、世界的なベンチャー企業を輩出することが今後世界で生き残る道ではないかと思う。

そのためにもパイオニア発明については記載要件(サポート要件)を甘くしてより広い権利を取得できるようにすべきと思われる。