特許出願公開前の包袋閲覧

ライバル等の特許出願の審査状況を見るためには、出願公開されていれば包袋(ファイル)閲覧請求をすれば、簡単に取れます。電子出願端末からであれば、請求から30分もすれば閲覧可能になります。これは、特許庁から電子ファイルが送られてくるのでそれを見ることができる、ということです。

しかしながら、出願公開される前はこの包袋閲覧はできません。なぜなら、それができれば、誰でも出願公開前の発明内容を知ることができるからです。もちろん、出願番号を知っている必要がありますからそれを知らないと、現実には不可能なのですが。

ですから、出願公開前には、他人の特許出願の出願書類を見ることはできません。が、例外としては、出願人とその出願の代理人であれば、出願書類を閲覧することができます。これは常識的に考えても当たり前です。

出願人自身が閲覧請求する場合でも、出願書類に押印した印と同じ印で包袋閲覧請求をする必要があります。出願公開前の閲覧は非常に厳密に管理されているそうです。当たり前ですね。

もちろん、印鑑変更届を提出した場合は、変更後の印鑑で手続する必要があります。

出願の代理人でない弁理士が出願公開前の特許出願書類を閲覧するためには、出願人の委任状をもらう必要があります。この委任状には、出願人が出願書類に押印した印と同じ印を押してもらう必要があると考えます。

紙で出願した場合も電子化されているので、出願人か代理人であれば電子出願端末から包袋閲覧請求をして閲覧することが可能です。

ただ、国際特許出願(PCT出願)が国内移行しているかどうかを調べることはできたような記憶があります。日本の出願番号が付いているかどうかは電子端末から見ることができる、と聞いたことがあります。その場合でも、国内移行した出願の出願番号が見れるだけで、書類は見れません。

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